最初に一言結 論

イベント投資は、値動きの理由と期限を決めて参加する短期投資です。

IPO、PO、立会外分売、材料株はそれぞれ仕組みが違います。予定が見えやすい一方、抽選に外れる、価格が下がる、想定どおり動かないリスクがあります。

01|SUPER SIMPLE

超かんたん説明

『安く買えそう』『新しい会社で人気が出そう』だけでは足りません。何のイベントか、いつ終わるか、失敗したらいくらまで損を受け入れるかを買う前に決めます。

ISTEP 1

IPO

未上場企業が初めて上場する

PSTEP 2

PO

上場企業が株を追加で公募・売出し

STEP 3

立会外分売

取引時間外に割引価格で株を分ける

STEP 4

材料株

決算や新商品などのニュースで動く

02|A LITTLE MORE

もう少し詳しく

01
ことば:IPO

IPOは初めて市場へ出る株

新規株式公開のことです。証券会社の抽選などで公開価格で買い、上場後に売買できます。人気が集中して初値が上がる場合も、公開価格を下回る場合もあります。

02
ことば:PO

POはすでに上場している会社の追加販売

公募増資や売出しで株が市場へ追加されます。市場価格より割引されることがありますが、株数増加による1株価値の希薄化や需給悪化で下がる場合があります。

03
ことば:立会外分売

立会外分売は前日の終値から割引されることが多い

上場会社の株主を増やすなどの目的で、取引時間外に大量の売り注文を分ける方法です。購入できる数量に上限があり、申込多数なら抽選になります。

04
ことば:材料

材料株はニュースの鮮度が短い

決算、新商品、業務提携、上方修正など、株価を動かすニュースです。良い内容でも事前に期待されていれば、発表後に売られることがあります。

03|GOOD & RISK

メリット・デメリット

メリット

日付と条件を確認しやすい

申込期間、価格決定日、上場日など予定が公表されます。

割引価格の機会がある

POや分売では市場価格から一定の割引が設定される場合があります。

資金を置く期間が比較的短い

長期投資より短い期間で結果を確認する設計ができます。

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デメリット

当選・配分されない

IPOや分売は申し込んでも買えない場合があります。

割引以上に下がる

購入後の市場価格が下がれば、値引き分を超えて損をします。

短時間で大きく動く

初値や材料発表後は注文が集中し、想定した価格で売買できないことがあります。

04|WHO IS IT FOR?

向いている人

日程と公式資料をこまめに確認できる人

1回の損失上限を先に決められる人

抽選に外れても追いかけ買いをしない人

長期資金とは別の少額で試せる人

すべて当てはまる必要はありません。今使うお金と投資するお金を分けられることが最優先です。

05|COMMON MISTAKES

よくある失敗

失敗 1

IPOなら必ず上がると思う

こう直す公開価格割れの例もあります。事業内容、価格、売出株数を確認します。

失敗 2

割引率だけを見る

こう直すPOや分売後の売り圧力と、直前の株価上昇も確認します。

失敗 3

当選後に出口を考える

こう直す初値、数日保有、損切りの条件を申込前に決めます。

失敗 4

SNSの速報だけで材料株を買う

こう直すTDnetや会社IRで原文と発表時刻を確認します。

06|EXAMPLE

具体例:公開価格1,500円のIPOを100株買う

手数料と税金を考えない、架空のIPOの例です。

購入代金1,500円 × 100株 = 15万円
初値1,800円売れば3万円の利益
初値1,300円売れば2万円の損失
当選しなかった場合購入できず、損益は0円
ここが大事

IPOは大きく上がる場合もありますが、公開価格を下回る場合もあります。『IPOだから安全』ではありません。

07|SUMMARY

まとめ

ノーヤのまとめノーヤ
  1. 1

    IPO・PO・分売・材料株は別の仕組み

  2. 2

    割引や人気は利益を保証しない

  3. 3

    日付・条件・公式資料を確認する

  4. 4

    申込前に出口と損失上限を決める

  5. 5

    長期資金とは分けた少額で考える

出典・確認先

制度や条件は変更される場合があります。利用前に公式サイトと証券会社の最新情報を確認してください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定商品の売買を勧めるものではありません。