なぜ昨夜、金利が上がった?

背景は「物価高が続き、金利も高いままになるのでは」という懸念です。米国で発表された8月の生産者物価指数は前年比5.4%上昇。原油高も重なり、追加利上げへの警戒が強まりました。

市場報道では、30年債入札の弱さと、財務省の国債買い戻しが市場を落ち着かせられなかったことも売りを強めたとされています。国債は価格が下がると利回りが上がります。日本株でも、金利上昇が割高な成長株の重しになるかを見たい朝です。

100万円なら、毎年の手取りは約4万2,000円

ここでは、1ドル150円で100万円をドルに換え、年5.3%の利息が付く30年債を、満期に戻るドル額と同じ価格で買うと仮定します。

為替が150円なら、年間の利息は税引前5万3,000円、税引後で約4万2,000円。円高になると、同じドルの利息でも円での受取額は減ります。

円に換えるときの為替年間の手取り利息30年間の利息+満期元本
1ドル150円約4.2万円約226.7万円
1ドル125円約3.5万円約188.9万円
1ドル100円約2.8万円約151.1万円
100万円の米国債モデル。購入時150円、年5.3%、税率20.315%固定。受取時150円・125円・100円の年間手取りと30年間総受取を比較。

100円でも合計は約151万円。ただし30年分

100円の場合、戻る元本は約67万円ですが、利息30年分の約84万円を足すと約151万円です。満期に一度に受け取る金額ではなく、途中でもらう利息を含む合計です。

※市場利回りと毎年の利息の割合は別です。表は年5.3%・税率20.315%を固定し、各回の利息も満期元本も同じ為替で円換算する仮定。再投資・費用・物価上昇・損益通算は考慮していません。円の元本保証はなく、途中売却では債券価格の下落も損失要因になります。

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