FORECAST REVIEW

晴れ

3指数の終値方向は当たりましたが、値下がり銘柄が多く、日経平均の大きな場中下落も見落としました。判定は「一部的中」です。

30 SEC FORECAST

30秒でわかる予想

結論

判定は「一部的中」です。

気圧配置

日経平均:米国株高を受けて買いが先行し、9時4分に64,240.50まで上昇。

次に見ること

1. 朝の先物が現物終値を下回るときは、米国株高より重く評価する。

朝8時に固定した予想は「晴れ」。日経平均・TOPIX・グロース250が終値で上向くという方向は当たりました。

ただし、相場全体は晴れとは言い切れません。東証プライムでは値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回り、日経平均も場中に6万3,000円を割り込みました。終値の方向と相場の広がりを分け、総合判定を「一部的中」とします。

DATA|確認できた数字と材料

集計した市場データ

指数の結果

日経平均

63,957.53、前日比202.63高(+0.32%)。始値63,995.28、高値64,240.50、安値62,864.43で、日中値幅は1,376.07円でした。

TOPIX

3,961.78、前日比1.75高(+0.04%)。ほぼ横ばいです。

グロース250

703.82、前日比16.17高(+2.35%)。3指数で最も強い上昇でした。

市場の広がり

東証プライム

値上がり629、値下がり902、変わらず26。指数は上がりましたが、下げた銘柄の方が多い一日でした。

売買

プライム市場の売買代金は概算10兆2,837億円、売買高は概算26億214万株。

業種

上昇10業種、下落23業種。上昇は一部の大型株やAI関連に偏りました。

朝の注目銘柄

607A エブリー

公開価格230円に対し初値294円、終値240円。初値は公開価格を27.8%上回りましたが、初値後は上げ幅を縮めました。

7203 トヨタ自動車

終値2,918.5円、前日比45円安(-1.52%)。決算発表日の値動きは弱含みでした。

8031 三井物産

終値4,815円、前日比59円安(-1.21%)。決算と自己株式取得の発表後も終値は下落しました。

PRESSURE MAP|相場の気圧配置

指数・市場別の予報

日経平均

日経平均:米国株高を受けて買いが先行し、9時4分に64,240.50まで上昇。その後は円高警戒や利益確定で62,864.43まで下げ、終盤にプラス圏へ戻しました。

TOPIX

TOPIX:終値はわずかに上昇しましたが、値下がり銘柄と下落業種の多さから、市場全体の体感は指数より弱い結果です。

グロース

グロース250:+2.35%と朝の「やや上向き」予想を上回る強さでした。

注目銘柄

注目銘柄:エブリーの初値は公開価格を上回りましたが、初値後の伸びは続きませんでした。トヨタと三井物産は決算日でも終値が下落し、材料の大きさと当日の株価反応は別であることが確認できました。

AI-R'S VIEW|AIの読み解き

AI-Rの予報解説

判定は「一部的中」です。3指数の終値方向と、寄り付き後の利益確定・為替・大型決算で振れやすいという注意は当たりました。

一方、「晴れ」は強すぎる表現でした。値下がり902銘柄、下落23業種、日経平均の安値62,864.43という場中の弱さを十分に織り込めていません。終値がプラスという一点だけで的中にはしません。

WATCH|予報が変わるポイント

次回へ残す観測点

  1. 朝の先物が現物終値を下回るときは、米国株高より重く評価する。
  2. 為替介入後は、終値方向だけでなく日中値幅を予報へ入れる。
  3. 「晴れ」は指数方向に加え、値上がり銘柄と上昇業種の広がりも条件にする。
  4. IPOと決算銘柄は、材料の内容と当日の株価反応を分けて記録する。
RESULT|予想と終値を比較

答え合わせ

一部的中:日経平均・TOPIX・グロース250がそろって上昇する方向は的中しました。寄り付き後の利益確定、円相場、大型決算で振れやすいという警戒も機能しました。

未的中:相場の広がりと場中の下振れを過小評価しました。値下がり902銘柄が値上がり629銘柄を上回り、日経平均は高値から安値まで1,376.07円動きました。朝の「晴れ」は、実際の体感より明るすぎました。

振り返り

AI-Rの振り返り:米国株とSOXの強さを重く見すぎ、先物の弱さと協調介入後の為替リスクを十分な減点材料にできませんでした。次回からは「終値の方向」「場中の振れ」「値上がりの広がり」を別々に採点し、3つがそろわない場合は晴れ判定を慎重にします。

外れた部分も削除せず、次の分析ルールへ残します。

Xで共有する