01|TONIGHT'S FOCUS

今夜の要点

結論

信越化学が創立100周年の記念配当を発表し、年間配当予想を116円から136円へ引き上げました。リベルタの赤字・無配への修正と、ジーネクストの大規模な株式発行も確認します。

02|AFTER CLOSE

引け後に出た気になる株

01

信越化学工業(4063)

発表

2027年3月期の中間配当に、創立100周年の記念配当20円を加えると発表しました。中間配当予想は58円から78円、年間では116円から136円へ増額します。

なぜ重要か

9月末の配当を受け取る株主には、100株当たり税引き前2,000円の上乗せです。ただし、今回の増額分は記念配当で、普通配当の年間116円を引き上げたものではなく、来期も同額が続く前提にはできません。

次に確認すること

中間配当の権利付き最終日は9月28日、基準日は9月30日です。正式な中間配当の決議は10月の取締役会で行う予定で、期末配当予想の58円は据え置いています。

02

リベルタ(4935)

発表

2026年12月期の営業利益予想を3億5,000万円の黒字から4億1,500万円の赤字へ引き下げ、年間配当予想も2円から0円へ変更しました。売上高予想は132億円から105億円へ下方修正しています。

なぜ重要か

8月の決算では夏場の持ち直しを見込んでいましたが、冷感衣料「FREEZETECH」などの販売が計画に届きませんでした。販売促進や人員、ECへの投資は計画どおり進めており、売上不足が利益と配当の両方に響く見通しです。

次に確認すること

次の第3四半期決算では、夏商戦後の売上と費用負担を確認します。会社は冷感衣料への投資を続ける方針のため、天候に左右されにくい法人向け販路の拡大が、収益回復につながるかが焦点です。

03

ジーネクスト(4179)

発表

第三者割当で新株135万9,300株と、最大171万5,400株に相当する新株予約権を発行します。手取り約9億4,200万円は、予約権がすべて行使された場合の金額です。

なぜ重要か

新株と潜在株の合計は、3月末の発行済株式数の56.59%に相当します。AI関連の新規事業や運転資金などを確保する一方、既存株主には大きな希薄化を伴う調達です。

次に確認すること

新株の払込日は10月1日、予約権の行使開始は10月2日で、行使価額は309円です。全額が一度に入るわけではないため、払込完了と、その後の行使による調達額・株数の増加を分けて確認します。

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