最初の疑問から整理しよう

キオクシアは夜間PTSで10%上がったなら、もう安心なの?

買い戻しは確認できました。でも、PTSは東証より取引量が少ない市場です。

ふむ。予報は雷雨のち曇りのまま。今日の米国市場まで見て判断しよう。
30秒まとめ
海の日のため、東京証券取引所の現物株は休場です。
キオクシアは57,500円、東証終値比10.34%高まで反発しました。
7月21日の寄り付き前に、米国株・SOX・原油・為替・先物を確認します。
数字はここだけ
先週末は強い雷雨だった
7月17日の日経平均は64,141.12円。前日比2,694.42円安、4.03%下落しました。TOPIXも3,919.21ポイント、2.72%安です。世界的な半導体株売りと中東情勢への警戒が重なりました。
その後の米国市場も、ダウ平均0.77%安、S&P500は1.01%安、ナスダック総合は1.40%安で終了しました。日本株が先に大きく下げていたとしても、連休明けを安心と決められる状況ではありません。
キオクシアに買い戻し。ただし出来高を見る
キオクシアホールディングス(285A)の夜間PTSは57,500円。東証終値52,110円に対して5,390円高、10.34%上昇しました。夜間は49,640円まで下げたあと58,040円まで戻しており、急落後の価格帯で買いたい需要があったことは確認できます。
一方、PTS出来高は48万8,400株です。東証の出来高4,150万2,000株に対して約1.2%にとどまります。強い反発ではありますが、7月21日の始値が57,500円前後になると約束する数字ではありません。
INPEX(1605)の夜間PTSは3,430円、東証終値比0.85%高でした。ただし出来高は7,700株で、東証出来高の約0.2%です。原油高への期待は見えますが、強い相場判断には使いにくい取引量です。
連休明けに考えたい三つの空模様
予報は『雷雨のち曇り』です。下落を断定する言葉ではなく、朝の値動きが大きく、その後に落ち着く可能性を表しています。
買い戻しが続く
米半導体株と先物が落ち着けば、PTSで反発したキオクシアなどに自律反発が続く可能性があります。
反発後に売られる
朝に高く始まっても利益確定売りが出る『寄り天』があります。PTSの上昇だけで安心しない場面です。
業種で天気が分かれる
原油高は資源開発株の支えになりやすい一方、航空・陸運・化学などにはコスト負担となります。
休場日の今日に見る順番
大阪取引所では7月20日にデリバティブの祝日取引が行われます。その後、夜には米国の通常取引があります。日本の次の寄り付きは、それらをまとめて織り込みます。
確認する順番は、日経225先物、米国のSOX指数、原油、ドル円、最後に個別銘柄のPTSです。一つだけを見て結論を出さないことが大切です。
公開投稿で目立った論点
休場日朝の公開投稿では、キオクシアのPTS反発を期待する声と、米国半導体株や訴訟を警戒する声がはっきり分かれました。
急落後の買い戻しに注目
PTSが東証終値を10%以上上回ったため、連休明けの反発を期待する論点です。
米国市場を見てから
PTSの取引量は東証より少なく、米半導体株しだいで再び売られるという警戒です。
原油高だけでは決まらない
原油高への期待と、紛争悪化による市場全体の下落や供給障害を心配する声が並びました。

本日は休場。夜間PTSに買い戻しは見えましたが、予報は『雷雨のち曇り』のままです。今日の米国市場まで確認しましょう。
出典・確認先
- JPX:7月20日のデリバティブ祝日取引
- Nikkei Indexes:7月17日の日次サマリー
- Reuters:7月17日の日本株
- Yahoo!ファイナンス:キオクシア夜間PTS
- Yahoo!ファイナンス:INPEX夜間PTS
- Yahoo!ファイナンス:キオクシア掲示板
- Yahoo!ファイナンス:INPEX掲示板
指数・株価は対象日の終値。業績数値は各社開示資料に基づきます。翌営業日の予報は記事日時点で分かっていた材料による条件付きの見通しです。市場の声は対象日前後の公開投稿を論点別に要約したもので、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。