今朝の結論
米国によるイランへの追加攻撃後、ブレント原油先物は94.65ドルまで上昇し、米10年国債利回りも4.79%へ上がりました。日経225先物は前日の現物終値を2.02%下回っており、今日は資源関連への選別で済むか、原油高と金利上昇への警戒が市場全体へ広がるかを確認します。

雷雨
原油急騰、米長期金利上昇、日経225先物の2%安が重なっています。急変と複数の下押し要因が同時に確認できるため、寄り前の外部環境は「雷雨」とします。
昨夜19:30以降に変わったこと
原油は95ドル目前まで上昇
米国によるイランへの追加攻撃後、ブレント原油先物は94.65ドルと4.6%上昇しました。米10年国債利回りも4.79%へ上がっています。
原油高は資源・エネルギー関連の支えになり得る一方、燃料・原材料コストの大きい運輸、素材、消費関連には逆風です。金利上昇も重なり、業種間の差が広がりやすい外部環境です。
資源・エネルギーの相対的な強さに対し、コスト増の影響を受ける業種の下げが限定的なら業種選別とみます。値下がりが幅広い業種へ波及する場合は、朝の警戒を維持します。
先物は現物終値を2.02%下回る
大阪取引所の日経225先物9月限は6万4,880円で夜間取引を終えました。9月1日の日経平均終値6万6,215.34円を1,335.34円下回る水準です。
大幅な安寄りを示す材料ですが、寄り付きの下落だけで大引けまでの方向は決まりません。原油高と金利上昇への売りが市場全体へ広がるか、資源関連との選別にとどまるかが重要です。
寄り後30分で先物が6万4,880円を上回り、東証プライムの値下がり銘柄数が増えなければ警戒を弱めます。同水準を下回ったまま値下がり銘柄が増える場合は「雷雨」の見方を維持します。
今日見るところ
- 9時00分~9時30分:日経225先物が6万4,880円を上回って下げ幅を縮めるか、東証プライムの値下がり銘柄数が増えるか。
- 10時30分:日銀の高田審議委員挨拶に金融政策への新しい示唆があるか、国内金利と銀行・高PER業種がどう反応するか。