今朝の結論
米国とイランの軍事攻撃再開を受け、ブレント原油先物は90ドル台へ上昇し、米長期金利も高止まりしました。日経225先物は前日の現物終値を0.74%下回っており、今日は資源・エネルギーへの資金移動にとどまるか、コスト増と金利上昇への警戒が市場全体へ広がるかを確認します。

雨
原油高、米長期金利上昇、日経225先物安が重なっています。複数の下押し要因が確認できるため、寄り前の外部環境は「雨」とします。
昨夜19:30以降に変わったこと
原油が90ドル台へ上昇
米国とイランの軍事攻撃再開を受け、ブレント原油先物は90.34ドルと2.54%上昇しました。米10年国債利回りは4.764%へ上がり、米主要株価指数はそろって下落しました。
原油高は資源・エネルギー関連の支えになり得る一方、燃料や原材料の負担が大きい運輸、化学、消費関連には逆風です。金利上昇も重なり、業種間の差が広がりやすい外部環境です。
資源・エネルギーが相対的に強く、コスト増の影響を受ける業種の弱さにとどまるなら、原油高は業種選別の材料とみます。値下がりが広い業種へ波及する場合は、朝の警戒を維持します。
先物は現物終値を0.74%下回る
大阪取引所の日経225先物9月限は6万5,820円で夜間取引を終えました。8月31日の日経平均終値6万6,311.93円を491.93円下回る水準です。
寄り付きの弱さを示す材料ですが、先物だけで大引けまでの方向は決まりません。原油高の影響が指数全体へ広がるか、資源・エネルギーと他業種の選別にとどまるかが重要です。
寄り後30分で先物が6万5,820円を回復し、東証プライムの値下がり銘柄数が増えなければ警戒を弱めます。同水準を下回ったまま値下がり銘柄が増える場合は「雨」の見方を維持します。
今日見るところ
- 8時50分:4~6月期法人企業統計の設備投資と利益の変化を受け、内需・設備投資関連へ買いが広がるか。
- 9時00分~9時30分:日経225先物が6万5,820円を回復するか、東証プライムの値下がり銘柄数が増えるか。