今夜の要点
ニチコンは220億円の転換社債を発行し、9月3日に約50億円の自社株買いを行います。ニデックの調査報告書公表日と、内田洋行の最高益・累進配当も確認します。
引け後に出た気になる株
ニチコン(6996)
220億円の転換社債を発行します。約170億円を設備投資に使い、9月3日には192万2,300株・約50億円の自社株買いを行います。
転換社債は将来株式へ変わると希薄化につながります。一方、自社株買いは発行済み株式の約2.9%にあたり、会社は需給と希薄化の影響を抑える狙いです。
自社株買いは9月3日8時45分に1株2,601円で行い、終了後に結果を公表します。転換価額、9月18日の払込、10月2日以降の転換状況も確認します。
ニデック(6594)
部材や工程などを顧客の確認なしで変更した疑いについて、調査委員会の報告書を受け取りました。報告書と再発防止策は9月4日に公表予定です。
今夜の開示だけでは、問題の範囲や業績への影響はまだ分かりません。9月4日の公表で、対象製品や原因が初めて具体化する可能性があります。
9月4日の報告書で、対象となる会社・製品・顧客対応を確認します。業績への影響と再発防止策が示されるかも重要です。
内田洋行(8057)
2026年7月期は売上高4,257.29億円、営業利益156.31億円で、ともに過去最高でした。期末配当を72円から76円へ増やし、次期から累進配当を始めます。
学校端末の更新需要で公共事業が大きく伸びました。ただし次期予想は売上高4,000億円、営業利益150億円で、今期より減る計画です。
次期は学校端末の更新需要が一巡します。民間のDXやオフィス需要で減収減益を小幅に抑え、76円配当を維持できるかを確認します。