01|TONIGHT'S FOCUS

今夜の要点

結論

クオンタムソリューションズがGPU設備の売買契約を解除し、830万ドルの返還で合意しました。ニッカトーの増配とSQUEEZEの資本業務提携も、連休明けの9月24日前に確認します。

02|AFTER CLOSE

引け後に出た気になる株

01

クオンタムソリューションズ(2338)

発表

9月7日に結んだGPUサーバーなどの売買契約を解除し、支払い済みの830万ドルを全額返還することで取得先と合意しました。供給数量の縮小と納期の長期化により、予定した機器を当初の条件で確保することが難しくなったためです。

なぜ重要か

AIデータセンター事業を進める方針は変わりませんが、11月ごろを予定していた大阪府内への設備導入は時期を見直しています。当初の設備導入を前提とした収益化の時期に、不確実性が増した材料です。

次に確認すること

返金は手続き中で、開示時点の着金は未確認、予定日は9月25日です。まず実際の入金、その後は新たな調達先・数量・納期と、精査中の2027年2月期業績への影響を確認します。

02

ニッカトー(5367)

発表

2027年3月期の営業利益予想を11億円から12億2,000万円へ上方修正しました。9月中間配当は11円から15円へ増え、年間配当予想は23円から27円になります。

なぜ重要か

主な販売先である電子部品業界の活況を受け、受注が期初から高水準で推移しています。一方、原材料高など下期への影響を見極めるため、期末配当予想の12円は据え置きです。

次に確認すること

通期予想から上期営業利益予想の8億2,000万円を差し引くと、下期の見込みは4億円です。次の中間決算では、受注の強さが続いているか、原材料コストが利益をどこまで圧迫するかを確認します。

03

SQUEEZE(558A)

発表

ヒューリックとホテル・観光分野の資本業務提携を決めました。ヒューリックは既存株主から16万3,100株を取得し、保有割合を6.97%に引き上げる予定です。

なぜ重要か

SQUEEZEの宿泊運営システムと遠隔運営体制を、ヒューリックの不動産開発・ホテル事業に組み合わせる提携です。新株発行や自己株式処分を伴わないため、この株式取得による希薄化はありません。

次に確認すること

9月25日の株式受渡しに続き、共同展開するホテルや運営受託の具体的な案件、開始時期を確認します。当期業績への影響は軽微とされており、提携発表だけで直ちに利益が大きく増えるとは見込みません。

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