今朝の結論
昨夜は米長期金利が低下し、金利上昇への警戒がいったん和らぎました。今日は日本の半導体や新興株にも買い戻しが広がるかを確認します。ただし、FRBが利上げを撤回したわけではありません。

02|AI-R MARKET WEATHER
くもり
長期金利の低下は支えですが、金融引き締めは続いています。追い風が広く続くかは、日本市場の反応を見たい朝です。
昨夜19:30以降に変わったこと
米10年金利が5%を下回る
米財務省の17日公表値で、10年国債利回りは前日の5.01%から4.94%へ低下しました。日本時間18日午前4時30分ごろの市場気配を基にした日次指標です。
AI-Rは、将来の利益拡大を期待される半導体や新興株には支えになり得ると見ます。長期金利が下がると、将来の利益を今の株価に換算する際の目減りが小さくなるためです。
東京時間に米長期金利が再び5%台へ戻り、成長株も上値を伸ばせなくなるなら、金利面の安心感が続くという見方は修正します。
米失業保険の新規申請は減少
17日午後9時30分に発表された米新規失業保険申請件数は、12日までの週で19万6,000件でした。季節調整済みの速報値で、前週より1万件減っています。
解雇の急増を示す数字ではなく、米国向けに事業を展開する企業には安心材料の一つです。一方、雇用の底堅さは早期利下げへの期待を強める材料ではなく、金利低下と金融緩和への転換は分けて考えます。
米国需要に敏感な自動車や機械株にも買いが広がるかを見ます。成長株だけが上がるなら、景気への安心より金利低下を受けた買い戻しが中心の可能性があります。
今日見るところ
- 寄り後の広がり:9時30分ごろ、半導体だけでなく新興株やTOPIXも上昇を保てているかを確認します。
- 連休前の日程:国内現物市場は19〜23日が休場で、次の営業日は24日です。休場中の海外材料は、その間の東証売買には反映できません。