今夜の要点
HYUGA PRIMARY CAREに1株2,110円のMBOが発表されました。北海道電力の通期上方修正と、Orchestra Holdingsの普通配当・株主優待拡充も確認します。
引け後に出た気になる株
HYUGA PRIMARY CARE(7133)
経営陣と日本成長投資アライアンス系のJG44が、非公開化を目的に1株2,110円でTOBを始めます。期間は9月28日から11月10日までで、会社は賛同し、株主へ応募を推奨しました。
9月25日終値1,341円に対して769円、57.3%の上乗せです。買付予定数の上限はなく、成立後は上場廃止を予定しています。
通常上限を順に計算すると翌営業日は1,641円、その次は2,041円で、TOB価格へ届くのは3営業日目です。売買が成立するかと、価格が2,110円へどこまで近づくかを分けて確認します。買付期間は次の営業日から始まります。
北海道電力(9509)
2027年3月期の経常利益予想を300億円から460億円へ、53.3%上方修正しました。純利益も220億円から330億円へ引き上げる一方、年間配当予想33円は据え置いています。
北海道電力ネットワークの託送料金見直しなどが利益を押し上げます。11月1日から電気料金へ変動分を反映するため、燃料費だけでなく送配電料金の変更が業績へ直結する修正です。
次の中間決算では、託送料金の見直しが改定後の利益計画どおりに表れるかを確認します。増益修正に対して配当を増やさなかった点も、DOE約1.8%の方針とあわせて見ます。
Orchestra Holdings(6533)
2026年12月期の年間配当予想を30円から50円へ増額し、普通配当を25円から50円へ倍増します。12月31日時点で200株以上を保有する株主への優待も拡充します。
保有1年未満でも通常優待1万5,000円分の対象となり、今回は上場10周年記念の1万円分も加わります。1年以上なら通常優待は1万6,500円分で、記念分を含め2万6,500円分です。
記念優待1万円分は今回限りで、普通配当50円と通常優待は継続還元として示されています。次回決算では、還元拡充後も累進配当方針とキャッシュフローを両立できるかを確認します。