01|TONIGHT'S FOCUS

今夜の要点

結論

中外製薬はGYM329の肥満症開発を中止し、ロシュから権利返還を受けてSMAでの開発再開を準備します。旭有機材の上方修正・増配と、AIメカテックの約45億円受注も確認します。

02|AFTER CLOSE

引け後に出た気になる株

01

中外製薬(4519)

発表

ロシュはGYM329(emugrobart)の肥満症向け開発を中止し、同剤の全ライセンスを中外製薬へ返還します。中外製薬は脊髄性筋萎縮症(SMA)向けの自社開発再開を準備し、グローバル第2相試験を検討します。

なぜ重要か

肥満症の第2相試験では、あらかじめ定めた臨床的に意味のある体重減少の達成が難しいと判断されました。新たな安全性シグナルはなく、2026年12月期の連結業績予想への影響はありません。

次に確認すること

ライセンス返還の時期と、見直したSMA第2相試験の設計、第三者への導出を含む開発体制を確認します。肥満症は別の複数候補を臨床試験へ移す計画のため、GYM329中止後のパイプライン更新も見ます。

02

旭有機材(4216)

発表

2027年3月期の営業利益予想を85億円から120億円へ、41.2%上方修正しました。年間配当予想は130円から180円へ増額し、9月中間配当も65円から90円になります。

なぜ重要か

国内外の半導体関連向け案件が好調で、管材システム事業の売上高と利益が想定を上回る見込みです。売上高の修正は900億円から930億円ですが、営業利益は35億円増えており、利益面の改善が大きい修正です。

次に確認すること

9月中間配当の権利付き最終日は発表当日の9月28日で、翌営業日に買っても今回の中間配当の対象にはなりません。次の中間決算では、半導体関連案件の進捗と修正後の利益率を確認します。

03

AIメカテック(6227)

発表

海外の大手半導体関連メーカー2社から、ウエハレベルパッケージ向けシステムを約45億円で受注しました。売上計上は2028年6月期を予定しています。

なぜ重要か

受注は先端パッケージ工程の仮接合・剥離に使う装置で、円建てのため為替変動の影響はありません。一方、計上は今期ではなく、2028年6月期まで時間があります。

次に確認すること

顧客の納期調整で売上時期が変わらないか、製造・検収の進捗を今後の開示で確認します。今期予想への影響はないため、次の業績予想へ約45億円の受注がどう反映されるかを分けて見ます。

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