今朝の結論
金曜夜に公表された米耐久財受注は全体では横ばいでしたが、設備投資の先行指標は増えました。米長期金利の上昇は一服しており、今朝は機械・電機への買いと成長株の戻りが両立するかを確認します。

くもり
☁️ くもり。米設備投資の先行指標は底堅い一方、長期金利は上昇が止まっただけで、なお5%台です。機械・電機への買いと成長株の戻りが両立するかを見ます。
昨夜19:30以降に変わったこと
米設備投資の先行指標は増加
米国勢調査局が金曜21時30分に公表した8月の耐久財受注は3,386億ドルで、前月比ほぼ横ばいでした。一方、輸送機器を除く受注は0.3%増、航空機を除く非国防資本財受注は1.6%増でした。
企業の設備投資に急な弱まりが見えなかったことは、米国向けの機械や電機を扱う日本企業には支えになり得ます。ただし、この統計の新規受注には半導体製造業が含まれないため、半導体需要の強さまで示す数字ではありません。
機械・電機に買いが広がれば、設備投資の底堅さが評価されたと見られます。反対に輸出関連がそろって弱い場合は、この統計より金利や為替など別の材料が重く見られている可能性があります。
米長期金利の上昇は一服
米財務省の25日公表値で、10年国債利回りは前日の5.18%から5.17%へ小幅に低下しました。2年国債利回りも4.87%から4.81%へ下がっています。
先週後半に強まった金利上昇がいったん止まったことは、半導体や新興株の株価評価には下支えです。ただし10年金利は5%を上回っており、明確な追い風へ変わったとは言い切れません。
成長株が安く始まっても始値を取り戻すなら、金利への警戒が和らいだ動きです。売りが続く場合は、金利の小幅低下だけでは投資家の慎重姿勢が変わっていないと判断します。
今日見るところ
- 9時30分ごろ、機械・電機がTOPIXより強く推移しているか。
- 半導体・新興株が安く始まっても、始値を取り戻せるか。