今夜の要点
ニデックは過年度訂正を反映し、2026年3月期の営業損失を5190億円としました。ソフトバンクグループのOpenAI追加出資完了と、フリービットの調査報告書受領も確認します。
引け後に出た気になる株
ニデック(6594)
不適切な会計処理の調査結果と過年度訂正を反映し、2026年3月期の営業損益は調査反映前の1500億円の黒字から5190億円の赤字になりました。自己資本比率は25.6%へ低下しています。
調査結果の反映額は6690億円で、過去の採算と財務体質の見え方が大きく変わりました。一方、2027年3月期は売上高2兆8000億円、営業利益2000億円を見込んでいます。
次の四半期決算では、営業利益2000億円の計画に対する進捗と、700億円を見込む原価低減の実行度を見ます。追加の減損や内部統制の改善状況も確認点です。
ソフトバンクグループ(9984)
OpenAIへの追加出資の最終分となる100億ドルを10月1日に実行しました。換算額は1兆5796億円で、累計出資額は406億ドル、持分比率は約13%です。
3月に公表した300億ドルの追加出資がすべて完了し、ソフトバンクグループの資産構成に占めるOpenAIの重みが一段と増しました。今回は新しい投資枠の発表ではなく、既定の最終分の実行です。
次回決算ではOpenAI投資の帳簿価額と評価損益、投資後の財務余力を確認します。OpenAIの今後の資金調達で約13%の持分がどう変わるかも焦点です。
フリービット(3843)
子会社Counter Oneの売掛金計上や会計処理を調べた特別調査委員会から報告書を受領しました。個人情報などを除いた報告書を公表し、過年度の有価証券報告書と決算短信を訂正する予定です。
訂正額がまだ示されておらず、過去業績と財務数値が変わる可能性があります。会社は2026年4月期の有価証券報告書の提出期限を10月30日まで延長しています。
まず報告書の公表内容と訂正額を確認します。10月30日に予定する2026年4月期決算と2027年4月期上期決算で、業績影響と再発防止策が具体化するかが焦点です。