今夜の要点
ディスコは第2四半期の個別出荷額が前年同期比60.0%増となりました。アクセルスペースの下方修正と、放電精密加工研究所の上方修正・増配も確認します。
引け後に出た気になる株
ディスコ(6146)
第2四半期の個別売上高は1,185億円で前年同期比38.9%増、出荷額は1,239億円で60.0%増となり、四半期最高を更新しました。上期売上高は2,136億円で、直近予想2,011億円に対する達成率は106.2%です。
生成AI向けを含む半導体投資の強さを映す速報値です。一方、今回は個別売上高と出荷額の開示で、利益や受注の詳細はまだ出ていません。
10月22日の第2四半期業績発表で、過去最高の出荷額が利益率と受注高へどうつながったかを確認します。出荷から売上計上までの差も焦点です。
アクセルスペースホールディングス(402A)
小型衛星の不具合と契約解除を受け、通期売上高を90億円から67億円、営業損失を8億円から23億円、最終損失を2.4億円から36.5億円へ下方修正しました。衛星4機の減損などで18.79億円の特別損失も計上します。
機器の不具合が画像データ提供の停滞と売上減少へ直結しており、単なる会計上の損失ではありません。AxelGlobe事業の売上予想は60.8億円から42.4億円へ縮小しました。
高速通信系統の復旧・代替運用と、顧客へのデータ提供がいつ正常化するかを確認します。契約解除の追加影響や、手元資金への負担も次回開示の焦点です。
放電精密加工研究所(6469)
通期売上高を167.19億円から170.67億円、営業利益を14.36億円から18.32億円へ上方修正しました。期末配当予想も20円から25円へ引き上げます。
上期営業利益は11.32億円で、修正後通期計画の約61.8%まで進みました。業績修正と増配が同時に出たため、利益の持続性と株主還元の両方を確認できる材料です。
下期に必要な営業利益は約7億円です。受注増や原価改善の効果が下期も続き、修正後計画と25円配当を支えられるかを見ます。