今夜の要点
リソー教育グループと東武住販にTOBが発表されました。終値から買付価格までの通常値幅を実計算し、メタプラネットのCB・自己株買いも確認します。
引け後に出た気になる株
リソー教育グループ(4714)
ヒューリックが1株295円でTOBを実施します。期間は10月14日から11月26日までで、リソー教育グループは賛同・応募推奨を決議しました。
13日終値215円に対する上乗せは80円、約37.2%です。翌営業日の通常の値幅上限は295円で、TOB価格と同じ水準になります。
通常値幅では1営業日でTOB価格へ届く水準です。ただし、買い注文が偏れば295円で売買が成立するとは限らないため、14日の価格形成と11月26日までの買付期間を確認します。
東武住販(3297)
カチタスが1株2,000円でTOBを実施します。期間は10月14日から12月3日までで、東武住販は賛同・応募推奨を決議しました。
13日終値1,160円に対する上乗せは840円、約72.4%です。翌営業日の通常の値幅上限は1,460円で、TOB価格との間に540円あります。
通常上限を順に置くと1,460円、1,760円、2,160円となり、2,000円へ届き得る価格帯まで3営業日分です。実際に売買が成立するかと、12月3日までの価格差を確認します。
メタプラネット(3350)
発行額520億円のゼロ・クーポンCBと、上限2億株・600億円の自己株買い枠を発表しました。14日は終値261円で96,934,800株、約253億円を上限にToSTNeT-3で買い付けます。
CBの手取金約519億円は、自己株買いに最大約283億円、ビットコイン担保借入の返済に約236億円を充てる計画です。金利負担を抑える一方、将来の株式転換では希薄化が生じ得ます。
14日朝のToSTNeT-3の取得結果と、未定の転換価額を確認します。払込日は10月29日で、潜在株式数と実際の希薄化は転換価額の確定後が判断点です。