01|TONIGHT'S FOCUS

今夜の要点

結論

大末建設は通期利益予想と年間配当を引き上げ、立会外での自己株買いも決めました。イオレの株式交換と、ACCESS子会社の個人情報漏洩も確認します。

02|AFTER CLOSE

引け後に出た気になる株

01

大末建設(1814)

発表

2027年3月期の売上高予想を984億円から1001億円、営業利益を57億5000万円から70億5000万円、純利益を38億6000万円から48億1000万円へ引き上げました。年間配当は186円から234円へ増額し、10月16日朝には上限17万6000株、発行済み株式の1.7%を立会外で買い付けます。

なぜ重要か

売上高の修正幅は1.7%ですが、工事採算の改善や設計変更・物価上昇への対応が進み、営業利益は22.6%上振れます。利益改善、増配、自己株買いが同時に出た点で、株主還元まで含む材料です。

次に確認すること

10月16日8時45分以降に公表される実際の買付株数を確認します。下期に必要な営業利益は24億4000万円で、上期の採算改善が続き年間234円配当を支えられるかが次の決算の焦点です。

02

イオレ(2334)

発表

株式交換でAIサーバー販売やモジュール型データセンターを手掛けるWOODMANを完全子会社化します。イオレは新株343万6428株を交付する予定で、現在の発行済み株式数に対する割合は7.97%です。

なぜ重要か

WOODMANの2026年9月期見込みは売上高128億4500万円、営業利益3億5000万円です。AIインフラ機能を取り込む一方、新株発行による希薄化と、約40億円の大型案件が売上高の約3割を占める収益の偏りも判断材料になります。

次に確認すること

11月27日予定の臨時株主総会での承認、11月30日予定の効力発生を確認します。2026年12月から連結する予定ですが、業績への定量的な影響は未定のため、のれんを含む会計処理と業績予想への反映が次の重要な開示です。

03

ACCESS(4813)

発表

台湾子会社のEC支援サービス「CROS」で不正アクセスが発生し、顧客ID15万5280件と受注ID23万1998件の個人情報が漏洩しました。クレジットカード情報は1305アカウント・延べ1671件で、このうち4件はセキュリティコードを含む全項目です。

なぜ重要か

サービスは復旧済みで、侵入経路は特定の1社向けBIツールとされ、現時点で他の取引先への漏洩は確認されていません。一方、個人情報とカード情報を含むため、顧客対応や再発防止費用の範囲は追跡が必要です。

次に確認すること

会社は連結業績への影響を軽微と見込みつつ精査中です。追加の対象件数や他社への波及、当局・決済事業者への対応、調査・補償・セキュリティ強化費用の確定を確認します。

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