MARKET DATE2026年7月22日(水)夜版
晴れのちくもり
CHARACTER TALK

最初の疑問から整理しよう

ユキミア

今日は朝に強い日差しがありましたが、午後は雲が広がりました。

しろまる

日経平均は下がったが、TOPIXと値上がり銘柄数は上だ。指数ごとの違いまで見よう。

30 SEC

30秒まとめ

今日の天気

晴れのちくもり。日経平均は66,115.60円、前日比116.59円安でした。

全部が弱い?

いいえ。TOPIXは0.45%高、東証プライムは値上がり837銘柄で値下がり670銘柄を上回りました。

明日の予報

くもり時々晴れ。米大型テック決算とディスコ決算が半導体株の空模様を左右します。

NUMBERS

数字はここだけ

日経平均66,115.60−0.18%
TOPIX4,033.13+0.45%
東証プライム売買代金10兆4,377億円大商い
01|TODAY'S FLOW

朝は1,360円高、終値は116円安

日経平均は66,449.27円で始まり、11時13分に67,592.20円まで上昇しました。前日終値より1,360.01円高い水準です。しかし午後は戻り売りが強まり、安値65,955.60円を付けた後、66,115.60円で終了しました。高値から終値まで1,476.60円しぼんだ計算です。

朝は米国の半導体株高を受け、メモリーや電子部品へ買いが先行しました。しかし前日の急反発に続く上昇で利益確定売りが出やすく、円安と原油高によるインフレ懸念も重荷になりました。朝の値段だけでは一日の強さを判断できない例です。

02|MARKET BREADTH

TOPIXは上昇。市場全体は小さな晴れ間を残した

TOPIXは4,033.13ポイントで終わり、前日より18.18ポイント、0.45%上昇しました。東証プライムでは値上がり837銘柄、値下がり670銘柄、変わらず45銘柄です。日経平均が下落しても、上がった銘柄の方が多い一日でした。

業種別では33業種中18業種が上昇し、非鉄金属、銀行、卸売、石油・石炭が上位でした。一方、サービス、空運、小売は弱くなりました。日経平均は一部の値がさ株の影響を強く受けるため、指数のマイナスだけで日本株全体を『雨』と呼ぶのは正確ではありません。

03|SEMICONDUCTORS

キオクシアは5.26%高。それでも高値からは4,430円下落

キオクシアホールディングス(285A)は64,270円で終了し、前日比3,210円、5.26%上昇しました。高値は68,700円、安値は62,750円、出来高は5,046万3,800株です。半導体株への買いは続きましたが、終値は高値から4,430円下でした。

19時49分時点の夜間PTSは63,940円で、東証終値より330円、0.51%安です。PTS出来高は2万6,200株で、東証出来高の約0.052%にすぎません。夜間の弱さは参考になりますが、少ない売買で動くため、明日の始値や方向を決める数字としては扱いません。

04|MONEY, RATES & OIL

円安は追い風だけではない。原油高と金利上昇を重ねて見る

ドル円は日中に1ドル163円台で推移し、午後5時ごろは162円台後半でした。円安は海外売上の多い輸出企業には利益を押し上げる材料になりやすい一方、原油・原材料・輸送費の円換算負担を増やします。

国内10年国債利回りは2.724%まで上昇しました。金利上昇は銀行に利ざや改善の期待をもたらす一方、将来の成長期待で評価されるハイテク株や、借入金の多いJ-REITには重荷になることがあります。円安だけ、金利だけで相場全体を判断せず、業種ごとの影響を分けます。

05|TOMORROW

明日は米大型テック決算とディスコ決算が主役

米国時間7月22日の取引終了後にはAlphabetとTeslaの決算発表が予定されています。日本時間では7月23日朝に内容と時間外取引の反応を確認します。AI投資、クラウド、自動運転への見方が半導体・電子部品株へ波及する可能性があります。

国内では7月23日16時にディスコ(6146)の2026年度第1四半期決算発表が予定されています。ディスコは半導体を切る・削る・磨く装置を手がけます。売上や利益だけでなく、出荷、生成AI関連需要、先行きの見方を確認します。決算は取引終了後のため、株価反応の中心は夜間PTSと翌営業日になります。

1

晴れが戻る条件

米大型テック決算でAI投資の強さが確認され、半導体株が出来高を保って高値を更新すること。

2

くもりが続く条件

日経平均は伸びなくても、TOPIXと値上がり銘柄数が底堅く、銀行・資源・素材へ資金が循環すること。

3

雨へ変わる条件

原油・金利がさらに上昇し、半導体の戻り売りが広がってTOPIXと値上がり銘柄数もマイナスへ転じること。

ユキミアのまとめ
ユキミアの「今日の結論」

7月22日の株天気は『晴れのちくもり』です。日経平均は朝の大幅高を保てませんでしたが、TOPIXと値上がり銘柄数はプラスでした。明日は『くもり時々晴れ』。米大型テック決算とディスコ決算、半導体株の高値維持を順に確認します。

NEXT MARKET WEATHER翌日|7月23日(木)

☁☀ くもり時々晴れ

大型テック決算を受けた半導体の反応と、16時のディスコ決算に注目

朝はAlphabet・Tesla決算と米国株の反応が方向を決めやすく、午後はディスコ決算を前に持ち高を調整する動きも考えられます。指数だけでなく、値上がり銘柄数を見ます。

翌営業日の予報を案内するユキミア
ユキミア
注意点を確認するしろまる
しろまる
期待材料

米国のAI・半導体投資継続、TOPIXの底堅さ、銀行・素材への資金循環、ディスコ決算への期待。

注意材料

原油高、国内外の金利上昇、円安へのけん制、半導体株の急反発後の利益確定売り。

予報が変わる条件

米決算を受けて半導体株が高値を保ち、TOPIXも上がれば晴れ。日経平均だけでなくTOPIXと値上がり銘柄数も下がれば雨へ変わります。

次に確認する3点
  • Alphabet・Tesla決算と時間外取引
  • キオクシアの出来高と64,000円台の維持
  • 16時予定のディスコ第1四半期決算
  • ドル円・原油・日米10年債利回り

この予報は記事日の公開情報をもとにした条件付きの見通しです。値上がり・値下がりや利益を保証するものではありません。

出典・確認先

指数・株価は対象日の終値。業績数値は各社開示資料に基づきます。翌営業日の予報は記事日時点で分かっていた材料による条件付きの見通しです。市場の声は対象日前後の公開投稿を論点別に要約したもので、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。