今朝の結論
5日ぶりの取引を前に、米10年国債利回りは前夜の4.96%から5.11%へ急上昇しました。FRB高官から追加の政策調整を示す発言も出ており、今日は半導体や新興株に売りが集中するかを確認します。

雨
🌧️ 雨。米長期金利の急上昇と追加引き締め観測は、5日ぶりに開く日本市場、とくに成長株には明確な逆風です。指数全体への広がりは寄り後に確認します。
昨夜19:30以降に変わったこと
米10年金利が5.11%へ
米財務省の23日公表値で、10年国債利回りは前日の4.96%から5.11%へ0.15ポイント上昇しました。日本の前営業日だった18日の5.01%と比べても0.10ポイント高い水準です。
AI-Rは、休場中に積み上がった金利上昇が、将来の利益成長を強く織り込む半導体や新興株の重しになり得ると見ます。銀行など金利上昇が追い風になりやすい業種との強弱差も出やすい朝です。
米10年金利が5%を下回り、成長株への売りも寄り付きで一巡するなら警戒を弱めます。反対に売りが内需や割安株まで広がるなら、金利だけではないリスク回避として見方を厳しくします。
FRB理事は追加調整を示唆
FRBのバー理事は23日の講演で、先週の利上げを支持したうえで、インフレを目標へ戻すには追加の政策調整が必要になる可能性が高いとの見方を示しました。個人の見解であり、次回会合の決定ではありません。
長期金利の上昇が一時的な値動きで終わらず、金融引き締めが続くとの見方を補強する材料です。成長期待だけで高く評価されてきた銘柄ほど、利益見通しが変わらなくても株価評価が縮みやすくなります。
ほかのFRB高官が追加利上げに慎重な姿勢を示すか、今後の米物価・雇用が弱まれば前提は変わります。今朝は発言だけで全面安を決めつけず、業種ごとの反応を分けて確認します。
今日見るところ
- 9時30分ごろ、日経平均よりTOPIXが持ちこたえ、下げが一部の値がさ成長株に集中しているか。
- 銀行・保険が相対的に強くても、値下がり銘柄が市場全体へ広がっていないか。