01|TONIGHT'S FOCUS

今夜の要点

結論

バッファローが営業利益予想を62億円から86億円へ引き上げました。クオリプスの約40億円の資金調達と、リンカーズ・SBIの資本業務提携も確認します。

02|AFTER CLOSE

引け後に出た気になる株

01

バッファロー(6676)

発表

2027年3月期の営業利益予想を62億円から86億円へ、38.7%引き上げました。パソコン周辺機器の販売単価上昇に加え、原価上昇が想定を下回り、原価低減も利益を押し上げます。

なぜ重要か

売上高の修正は0.9%増にとどまり、売上の伸び以上に利益率を引き上げる計画です。連結全体では前期比6.8%の営業減益予想ですが、国内独占販売契約を終了したAirdogなどを除く継続事業では28.6%増益を見込みます。

次に確認すること

中間期の営業利益予想は54億円で、通期計画の約63%に当たります。次の決算では、値上げと原価低減の効果が続いているか、下期の原価見通しに変化がないかを確認します。

02

クオリプス(4894)

発表

JICVGIのファンドを引受先とする約30億円の第三者割当増資と、10億円の普通社債発行を決めました。新株は61万9,700株、発行価格は1株4,841円で、払込期日は9月28日です。

なぜ重要か

第2世代心筋細胞シートやカテーテル治療などの研究開発資金を確保する一方、新株は3月末の発行済株式数に対して7.49%に相当します。約40億円すべてを増資にせず、一部を返済義務のある社債で賄う設計です。

次に確認すること

まず9月28日の払込完了、その後は開発日程の進捗を確認します。第2世代心筋細胞シートは2027年1月から安全性試験などを計画しており、予定どおり研究開発を進められるかが次の焦点です。

03

リンカーズ(5131)

発表

SBIホールディングス(8473)との資本業務提携を決め、約2.5億円の第三者割当増資を実施します。1株117円で213万6,700株を発行し、払込期日は9月28日です。

なぜ重要か

SBI側の間接保有分を含む議決権比率は21.24%となり、持分法適用関連会社になる見込みです。金融機関などとのネットワーク活用が期待されますが、新株は7月末の発行済株式数の15.36%に相当し、既存株主には希薄化も生じます。

次に確認すること

提携の具体的な実行時期や条件は今後の協議事項です。赤字が続くなか、資本参加にとどまらず、調査・マッチングサービスの契約や売上につながる追加開示が出るかを見ます。

Xで共有する