01|TONIGHT'S FOCUS

今夜の要点

結論

LINEヤフーとベインキャピタル側が、カカクコムへのTOB予定価格を引き上げました。クリングルファーマの販売契約と、エックスネットの上方修正・増配も確認します。

02|AFTER CLOSE

引け後に出た気になる株

01

カカクコム(2371)

発表

LINEヤフーとベインキャピタル側は、開始予定のTOB価格を3,520円から3,597円へ引き上げました。KDDIと不応募契約を結べた場合は、3,640円から3,720円へ引き上げる案です。

なぜ重要か

競合するKamgras側のTOB価格は3,680円ですが、9月16日終値3,820円は条件付きの3,720円も100円上回っています。現在の提示額だけでは収まらない価格形成で、条件の確定前に3,720円を受取額として扱うことはできません。

次に確認すること

LINEヤフー・ベイン側のTOBはまだ始まっていません。カカクコム取締役会の賛同・応募推奨、KDDIとの契約で3,720円条件が確定するか、競合側が条件を変えるかを確認します。

02

クリングルファーマ(4884)

発表

声帯瘢痕治療薬について、丸石製薬と国内の独占販売許諾契約を結びました。契約一時金1億円を今期売上へ計上し、売上高予想を3億3,200万円から4億4,200万円、営業損失予想を10億1,800万円から8億円へ修正します。

なぜ重要か

丸石製薬が販売・プロモーション、クリングルファーマが開発・承認取得・製造供給を担う体制が決まりました。一方、利益改善には市販用製剤の開発費約1億800万円が翌期へずれた影響もあり、今期だけで収益力が定着したとはいえません。

次に確認すること

第3相試験は最終症例の組み入れを終え、観察終了とトップライン公表は2027年中の見込みです。次は試験結果と承認申請への進展、翌期へ移った開発費の計上を分けて確認します。

03

エックスネット(4762)

発表

2027年3月期の営業利益予想を7億円から8億円へ、純利益予想を4億5,000万円から5億2,000万円へ上方修正しました。9月末の中間配当も35円から40円へ増額します。

なぜ重要か

顧客需要の拡大で受注が想定を上回り、追加費用が限られたことが増益要因です。10月1日の1対2株式分割を考慮しない年間配当は70円から75円へ増えますが、上乗せ分は業績連動のエクストラ配当です。

次に確認すること

中間配当の基準日は9月30日で、分割前の株数に対して40円が予定されています。次の決算では、上方修正した通期営業利益8億円への進捗と、前期実績10億2,100万円との差を確認します。

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