半導体の弱い出発点は、日本株全体へ広がるのか?
30秒まとめ
米主要3指数高は支えですが、円高とSOX失速が重なりました。朝8時時点では全体をくもり、半導体を雨模様と予想します。
午前はキオクシアと半導体。11時に丸紅、14時に三菱商事と日銀全文、15時30分に伊藤忠です。
商社・銀行・内需株に買いが残るかを確認します。
数字はここだけ
ポイントを短く整理

キオクシアが雨模様なら、日本株全体も雨になるのです?

個別株と市場全体は分けて見よう。商社・銀行・内需の値動きが境目だ。
米株高でも、SOXは一時5%高から失速
7月31日の米主要3指数はそろって上昇しました。ただしSOXは一時5.16%高まで上げた後に失速し、11,311.08(前日比0.07%高)で終了しました。米10年債利回りも4.75%へ上がり、半導体や成長株には素直な追い風とはいえません。
ジャパンネクストPTSでキオクシアは44,500円で終了し、東証終値46,500円を4.30%下回りました。その後の米国市場引け間際には円が急騰し、SOXも上げ幅を縮小。為替介入の有無は8時時点で公式確認されていないため、円高とSOX失速を後から加わった注意材料として扱います。
寄り付き後は、商社決算と日銀全文へ主役が移る
寄り付きは半導体の売り先行が予想されます。一方、商社・銀行・内需に買いが残れば、個別業種の下落と判断できます。米主要指数高が、半導体以外の支えになるかを分けて見ます。
11時に丸紅、14時に三菱商事、15時30分に伊藤忠が第1四半期決算を予定しています。同じ14時には日銀が7月展望レポートの全文を公表します。新しい利上げ決定ではなく、物価・賃金・海外経済の前提を詳しく読む資料です。
雨模様でも、寄り付きだけで方向は決まらない
キオクシアは本日から上限8,000億円の自社株買い期間に入ります。売り先行でも46,500円を回復し、出来高を伴う買いが半導体各社にも入れば、朝の雨模様は弱まります。
逆に売りが他業種へ波及し、商社決算や日銀全文にも売りで反応すれば、全体も雨へ変わります。寄り付きだけで決めず、11時から15時30分まで判断を更新します。

8時時点の予報は、日本株全体がくもり、キオクシアが雨模様です。寄り付き後は商社・銀行・内需の値動きを確認し、商社決算と日銀全文で判断を更新します。

この記事の次に確認
- 寄り付き後、商社・銀行・内需に買いが残るか
出典・確認先
- 日本銀行:2026年8月3日の公表予定
- 丸紅:2026年度第1四半期決算予定
- 伊藤忠商事:IRカレンダー
- 三菱商事:IRカレンダー
- Nasdaq:PHLX Semiconductor Index
- FRED:S&P 500(7月31日)
- FRED:NASDAQ総合(7月31日)
- FRED:NYダウ(7月31日)
- 米財務省:Daily Treasury Par Yield Curve Rates
- ジャパンネクスト証券:2026年7月31日PTS相場ランキング
- 財務省:2026年7月31日財務大臣記者会見
- キオクシアHD:2027年3月期 第1四半期決算説明資料
- キオクシアHD:自己株式の取得
数値は出典に記載した基準日・公表資料に基づきます。翌営業日の予報は記事日時点で確認できた材料による条件付きの見通しで、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。