30秒まとめ
第1四半期は売上高704.10億円、営業利益410.54億円。前年同期比で54.7%増収、66.9%営業増益でした。
ゲーム販売は2,381万本へ増加。デジタルコンテンツ事業の営業利益は375.97億円で87.5%増えました。
通期営業利益830億円は据え置き。リピート販売と新作の勢いが続き、計画の上振れ余地が広がるかを確認します。

カプコンの第1四半期は営業利益66.9%増で、ゲーム販売本数も2,381万本へ伸びました。デジタル販売とリピートタイトルの強さは追い風です。一方、通期予想は据え置きました。翌取引日は決算の大きさだけでなく、この好調が今後の販売計画へどこまで続くかが評価の分かれ目です。
数字はここだけ
ポイントを短く整理

営業利益が66.9%増なら、通期予想も上がりそうでしょうか?

今回は据え置きだ。第1四半期の販売が強かった分、次の四半期へ続くかを確認しよう。
増収増益で着地。通期予想と配当予想は変更なし
第1四半期の売上高は704.10億円で前年同期比54.7%増、営業利益は410.54億円で66.9%増、純利益は291.59億円で69.2%増でした。
通期予想は売上高2,100億円、営業利益830億円、純利益580億円のままです。当サイト計算では営業利益の進捗率は49.5%、純利益は50.3%ですが、季節性があるため単純に4倍して通期を予想しません。
販売2,381万本。新作と過去作の両方が利益を押し上げ
ゲーム販売本数は2,381万本で、前年同期の1,416万本を上回りました。新作『プラグマタ』は世界販売250万本を突破し、リピートタイトルは2,126万本でした。
デジタルコンテンツ事業は売上高546.48億円で83.0%増、営業利益375.97億円で87.5%増です。新作一本だけでなく、『バイオハザード』など過去作の継続販売が利益を支えました。
強い進捗は追い風。ただし通期据え置きと期待の高さに注意
上昇要因は、利益率の高いデジタル販売とリピートタイトルが通期まで伸び、会社予想の上振れ余地が意識されることです。
下落リスクは、大幅増益が事前期待へ織り込まれている場合や、次の四半期に新作効果が弱まることです。通期予想を据え置いたため、翌取引日は増益率だけでなく、株価に織り込まれた期待との差が焦点になります。
強気
リピート販売が続き、通期予想の上振れ期待が高まる。
中立
好決算と通期据え置きを両方評価し、次の販売動向を待つ。
弱気
大幅増益が織り込み済みで、新作効果の反動が警戒される。

この記事の次に確認
- リピートタイトルの販売本数
- 次の新作発売計画
- 通期営業利益830億円の達成度
出典・確認先
数値は出典に記載した基準日・公表資料に基づきます。翌営業日の予報は記事日時点で確認できた材料による条件付きの見通しで、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。