30秒まとめ
くもり、個別に晴れ間。米国債利回り低下は支えですが、金融政策イベント前で上値追いは限られそうです。
アイ・グリッド・ソリューションズ(603A)とビーエイブル(604A)が新規上場。初値だけでなく、その後の売買を確認します。
8時50分に日銀の貸出約定平均金利。30日早朝のFOMC、30~31日の日銀会合へ続きます。

米金利低下は日本の成長株を支え、好決算と新規上場には個別の買いが入りやすい朝です。一方、2社同日上場による資金分散と日米金融政策前の手控えが下落リスク。寄り付きだけでなく、前場の買いの持続を確認します。
数字はここだけ
ポイントを短く整理

IPOの吸収額は、なぜ初日の値動きに関係するのですか?

市場から集める資金の目安だ。大きいほど、初値後も買いが続くかを見たい。
米金利は低下。国内は好決算の初動が焦点
米財務省によると、28日の米10年国債利回りは4.61%、2年債は4.26%へ低下しました。金利上昇への警戒がいったん和らぐため、成長株には支えとなる材料です。
国内では、さくらインターネットが通期営業利益予想を上方修正し、カプコンは第1四半期の営業利益が前年同期比66.9%増でした。好材料への買いが寄り付き後も続くかが、個別株の強さを測る軸です。
2社同日上場。公開価格超えより初値後を確認
603Aの公開価格は770円、604Aは700円です。公開・売出し・オーバーアロットメントの最大株数に公開価格を掛けると、推定吸収額はそれぞれ約95.1億円、約26.4億円になります。
同日上場では投資資金が分かれます。初値が公開価格を上回るかだけでなく、初値形成後に出来高を伴って買いが続くかを見ます。
IPO、決算反応、金融政策前の値動き
上昇要因は米金利低下と好決算への選別買いです。下落リスクは2社IPOへの資金分散と、FOMC・日銀会合を前に利益確定が出ること。指数だけで判断せず、値上がりの広がりを確認します。
IPO
2社の初値と、初値形成後の買いの持続。
決算
さくらネットとカプコンの寄り付き後の反応。
全体
金融政策イベント前でも上昇銘柄が広がるか。

この記事の次に確認
- 2社IPOの初値形成後の売買
- 好決算2銘柄への買いの持続
- FOMC・日銀会合前の値上がりの広がり
出典・確認先
- 米国財務省:Daily Treasury Par Yield Curve Rates(2026年7月28日)
- 日本取引所グループ:新規上場会社情報(2026年7月29日)
- 日本銀行:公表予定(2026年7月)
- Federal Reserve:July 2026 calendar
- さくらインターネット:2027年3月期 第1四半期決算短信
- カプコン:2027年3月期 第1四半期決算短信
数値は出典に記載した基準日・公表資料に基づきます。翌営業日の予報は記事日時点で確認できた材料による条件付きの見通しで、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。